2020.02.26
台風は、広範囲にかつ大きな被害をもたらす災害の代表格です。
台風の影響で、屋根は強い風に煽られ飛散したり、風と一緒に吹き込んだ雨が屋根の中まで入りこんだりと、数多くの事例が報告されています。
屋根瓦が経年劣化と風被害により棟瓦の漆喰の中の土が流出しまったお家の屋根葺き替え工事をご紹介していきます。
お客様より台風で屋根瓦が落ちてきたので見て欲しいと問い合わせがありお話しをお伺いすると平部の瓦が散乱して落下し、崩れている部分から雨漏りが心配だそうです。
お伺いして調査したところ、平部の瓦が吹き飛んだままで、土葺きは風雨で流され2メートルぐらい野地から浸水が見受けられます。
崩れた瓦は、ほとんど屋根の上にあったそうですが、落ちてきた瓦は割れたそうです。
被害は平部片面に集中してましたので、ご提案の工事としては屋根の片面の野地張り替え、傷んだ桟瓦差し替え、漆喰詰め増し工事をおすすめ致しました。
今回は片面平部の瓦を全て捲ってルーフィングを広めに張り替えします。
下地の野地板は傷んでしまってるので全面施工と判断しました。
棟を取り外し冠瓦を壊れないように外して中の葺き土を撤去します。
雨漏りが大棟からも浸水の可能性が濃厚であったので棟を取り直して下地を換えまた積んでいきます。
積み直したら改めて面土や鬼巻の漆喰を仕上げます。
昔ながらの和瓦は、瓦自体の耐久年数も長く50年~100年もつと言われています。
しかし、災害や日々の劣化で漆喰やコーキングなどは劣化していきますので、定期的なメンテナンスが必要になってきます。
お客様にも「すぐ対応してくれて助かった」と喜んで頂きとても嬉しく思いました。
お客様のお住まいの状況は、多種多様ですので、お困りごともいろいろとあります。
現地調査、御見積、プランニング等 無料にて承らせていただいております。
マイホームの内装の劣化が気になったり、デザインを一新したいと思っていたりする方はぜひトラストワンにご相談ください!